以前別の記事で、スマートフォンのアプリで高齢者の見守りをするデメリットについてご紹介しました。
スマホ2台で見守りカメラとして高齢者を見守る方法のデメリット
軽くおさらいしておくと、
- 見守られる側にWifiの環境が必要で、用意できない場合は通信料が高額になる
- 常に通信状態・充電状態にあるため、バッテリーが熱を持ちやすく危ない
- アプリを利用する場合は広告が表示されるため、高齢者側が誤タップしてトラブルになりやすい
- 部屋全体が映るように設置するのが難しい
- 高齢者の見守り専用カメラと比べると、機能面で大きく劣る
- 実際に会って初期設定をしたり、使い方を説明する必要がある
と言うのが理由でした。
(詳細が知りたい方は、以下の記事をお読みください)
スマホ2台で見守りカメラとして高齢者を見守る方法のデメリット
特に最近では
- 高齢者宅にwifi環境やスマートフォンが無くても
- 届いた見守りカメラをコンセントに挿すだけでネットにつながるようになり
- 見守られる側は初期設定などする必要がなく、遠方に住んでいてもカメラさえ送ってしまえば見守りを開始できる
という「みまもりCUBE」のようなものもあります。
↓
みまもりCUBE:https://ramrock-eyes.jp/
そのため、わざわざスマホを買ったり、ネット環境を整えたり、直接会って初期設定や使い方を高齢者に説明しなくても良い時代です。
そう考えると、初めから見守りカメラを導入したほうが楽&安心というのが本音です。
一方で、AndroidやiPhoneにも一応は見守りアプリ・通話アプリの様なものはあります。
せっかくなので今回は、そういった見守りカメラとして使えなくもないアプリをご紹介します。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
目次
高齢者の見守りとして使える見守りカメラ・通話アプリ5選
(情報は、あくまで記事をまとめている時点の物です。利用の際は事前に最新情報をご確認ください)
1.アルフレッドカメラ(iOS、Android対応)
高性能でバランスが良い、監視カメラアプリです。
アプリが途中で中断されることや、他のアプリが起動できなくなるといった問題が少ないことが強みでしょう。
主な機能
24時間連続録画、動作検知機能、無料のクラウドストレージ(何時間でも録画可能)、ウォーキートーキー(通話機能)など
使い始めるまでに必要な準備
(必要な準備)ネットワーク環境・Gmail取得
(設定手順)Gmailを取得し、ダウンロードしたアプリ内の説明に従い設定
料金(費用)
無料
専用の見守りカメラと比較した際のデメリット
- セキュリティ面での不安がある(不正ログイン)
- 設置しているスマートフォンのバッテリーによっては、常時充電しておかなくてはいけない
2.AtHome Camera-遠隔監視(iOS、Androidに対応)
基本的なカメラ機能の搭載に加え、最大4台までのスマートフォンまたはデバイスを使用したマルチビュー機能が大きな特徴です。
室内で数カ所同時に監視・視聴したい場合には最適です。
タイププラス機能があるため、1日の映像を数分に凝縮して確認できます。
主な機能
24時間連続録画、動作検知機能、ナイトビジョン(夜間でも撮影可能)、通話機能、マルチビュー機能、タイムプラス機能
使い始めるまでに必要な準備
(必要な準備)ネットワーク環境・Gmail取得
(設定手順)Gmailを取得し、ダウンロードしたアプリ内の説明に従い設定
料金(費用)
無料
専用の見守りカメラと比較した際のデメリット
映像を確認するときに広告があり、一定時間消えないことがあるため、緊急時に不安。
3.スマートホームセキュリティ、家庭用のIP監視カメラ(Androidのみ対応)
動作検知・通知機能があるため、玄関に設置すれば徘徊対策ができます。
大きな特徴は、動作検知時の通知機能です。
常時の監視が難しい場合でも、通知があれば安心ですね。
主な機能
動作検知機能(メール通知)、24時間連続録画、双方向オーディオ(通話機能)
使い始めるまでに必要な準備
(必要な準備)ネットワーク環境・Gmail取得・ドロップボックスのダウンロード
(設定手順)Gmailを取得し、ダウンロードしたドロップボックスとリンク
料金(費用)
無料
専用の見守りカメラと比較した際のデメリット
- アプリのアップデートや有料版への変更に伴い、使用できなくなることがある
- 見守る側での映像確認ができないことがある
4.ホームセキュリティ監視システム(Androidのみ対応)
基本的な監視カメラ機能を搭載している監視カメラアプリ。
特徴は、ノイズ検知機能とバッテリー残量通知機能です。
一定の大きさを超える音を検知したときと、バッテリー残量が10パーセントを下回ったときに、アプリで通知を受け取ることができます。
主な機能
動作検知機能、ナイトビジョン(夜間でも撮影可能)、通話機能、マルチビュー機能、ノイズ検知機能
使い始めるまでに必要な準備
(必要な準備)ネットワーク環境
(設定手順)ダウンロードしたアプリ内の説明に従い設定
料金(費用)
無料
専用の見守りカメラと比較した際のデメリット
サポート体制への不安(海外で制作されたアプリのため、英語または翻訳された日本語での表示)
5.SeeciTV(Androidのみ対応)
見守る側がカメラ電源のオン・オフの管理ができるため、設置しているスマートフォンの電池消費量を少なくできる特徴があります。
動体検知機能も高性能で、急に動いたものや素早い動きのものにも対応できます。
主な機能
動作検知機能、電源のリモートコントロール、定期モニタリング(定時に静止画を撮影し通知)、拡大・縮小機能
使い始めるまでに必要な準備
(必要な準備)ネットワーク環境、Gmail取得
(設定手順)ダウンロードしたアプリにGmailでログイン
料金(費用)
無料
専用の見守りカメラと比較した際のデメリット
- 表示が全て英語のためわかりにくい
- 動体検知後の録画時間が短くなる場合がある
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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