【Wifi不要の見守りカメラ↓】

遠方で高齢者が一人暮らしをしている時、ご家族としては様々な不安があるかと思います。

孤独死、火の始末、今は元気でも将来的に衰えてきた時はどうすればいいのか等…。

かといって、離れた家族に一緒に住もうと言ってみても、こちらに気を使ってか、なかなか同意は得られないものです。

こういった遠距離の高齢者の見守りを、他の方はどう行っているのか、気になる方も多いかと思います。

そこで今回は、実際に離れて暮らす親や祖父母の見守りをされている方に、その見守り方法や費用、メリット・デメリットを体験談として伺いましたので、こちらの方でご紹介しますね。

独居老人の孤独死が怖い、遠隔で見守り介護がしたい方などの参考になれば幸いです。

※ちなみに高齢者側がネットもスマホも持っていない場合は、以下の記事をお読みください。

高齢者宅にWiFiがなくても見守りカメラを使う方法は?(他よくある質問)

◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます

スポンサードリンク
   

遠距離の親・祖父母の見守り、どうしてる?【体験談】

それでは、遠方の親・祖父母の見守り方法についての体験談をご紹介します。

なお、リモートで高齢者を見守る方法は、高齢者の今の健康度合いによって違います。

体験談の中でも遠隔介護をされる側の高齢者の状況が出てきますので、似通った状況の見守り方法を採用していただければと思います。

1.定期的に電話をかける

主に私を含む親戚で、電話する方法です。それから、近くに住む知り合いなどにも連絡し、ときどき様子を見に行ってもらうことにしました。
この方法は費用はほとんどかかりませんが、正直気休めにしかならなかったと感じました。実際の行動を見ることはできず、何かあっても助けることはできません。
大変だったのが、服薬です。認知症の薬を飲ませようとも、祖母自身、認知症であることや服薬が必要だということさえ、忘れてしまっているからです。服薬を忘れることによって、更に認知症が進行したと思います。
たまに新幹線で様子を見に行っていましたが、もちろん年に数回のことです。電話するだけでは限界で、毎日、最低でも週3回くらい訪問することが必要だと思いました。
電話。インターネット環境があまりよくないため、これしか方法がないと思うため。電話であれば、声の感じで体調の良し悪しの雰囲気が分かるのは良いと思います。
デメリットは、相手が電話に出ないとき、様子が分からないこと。また声でしか判断できないので、「起きている」と言われたら信じてしまい、実際には寝ていて、デイサービスの送迎が来たときにまだ布団の中だった、ということが度々あり、送迎の人に迷惑をかけてしまったこと。
電話の費用については、スマホの通話し放題のプランを使用しているので、その分だけと考えても、月に1000円程度です。これ以上認知症が進んだら、電話の出方も分からなくなると思うので、このやり方では厳しくなると思います。
最低でも週に一度は電話をかけて、何か生活に変化や体調がどうかなどを確認するようにしました。また電話で普段の生活を伝えて、こちらの状況がどのようなものかも伝えていました。電話をかけていただけなのでかかった費用はありません。
メリットとしては、なかなか距離があって直接様子を見に行ったり会うことは難しいため、電話で様子を確認できるのはよかったと思います。
しかしデメリットとしては、声を聴くだけなので実際に病院などに対する不満などを聞いたりしたのですが、詳しい状況がわからなかったため具体的な解決策などを伝えることができませんでした。話を聞くだけでは理解できないことがあり、実際に一緒に病院について行って、様子を見ることなどができればよかったなと思いました。
母は亡くなるまで入退院を繰り返し、直前は自宅での療養中でした。父のストレス解消の意味合いもふくめて、毎晩電話をするようになって2年近くになっています。元々、老々介護という形で一人で面倒を見ていた父はかなりのストレスだったはずですが、自分と電話をすることで少しでも気持ちをスッキリとしてから就寝してもらえていると感じていました。
すでに2年近くになったとはいえ、毎晩決まった時間に1時間ほど電話することは自分の時間を削ることになりますが、仕方ないという考えです。幸いなことにかかる費用は電話代のみですので、電話はテレホーダイという形で費用的な負担がない状況です。あと、毎朝LINEで連絡してもらうようにしています。寝たまま亡くなったなんてことがないようにするための、予防線をはっています。

関連

高齢者向け見守り電話サービスおすすめ3選【向いていない高齢者も】

2.手紙で定期的にやり取りをする

あらかじめ用意した手紙による定期連絡で見守りをしました。両親はスマートフォンやパソコンが出来ないため、そのようなツールに頼れませんでした。電話は出来ますが、こちらの生活リズムに遠慮して電話しにくいようで、緊急時に使うことにしました。手紙はこちらの宛名を書いて切手を貼ったものをこちらから送り、送り返してもらいました。費用は切手代や手紙代程度です。
デメリットは、どんなに早くても往復に数日かかること。手紙を書くことが面倒なところです。ただ、続けていくうちに日々手紙のネタをストックするようになり、面倒さはなくなっていきました。幸い両親が住んでいる近くにポストがあったため、送り返す面倒は少なかったようです。アナログな方法ですが、両親には合っていたようです。

3.テレビ電話・webカメラで見守りをする

祖母宅はネットがないので、ポケットWi-Fiをレンタルし祖母宅に送付しました(3000円ほど)。また親戚の使っていないスマホを祖母に渡して、使い方を教えSkypeのビデオ通話で見守りをしました。
メリットは顔を見て、話せることがメリットでした。声だけでなく表情の様子も分かる点は良かったです。
デメリットは、祖母がポケットWi-Fiやスマホに不慣れで、ポケットWi-Fiの充電切れで連絡がつかなかった時があったことです。Skypeに反応しないのでかなり焦りましたが、祖母宅の家電に電話し、なんとか充電するように伝えることができました。スマホの故障などあったらどうしようかと不安でしたが、その時はポケットWi-Fiの充電切れ以外に大きなトラブルはありませんでした。

関連

テレビ電話で一人暮らしの高齢者の見守りをしてはいけない理由

4.スマホで写真のやり取りや、テレビ電話をする

今年からスマホを持ってもらっているのですが、LINEが楽しいらしく、割と頻繁に送ってくれます。庭で育てている植物の写メや新しく買った物の写メなど、かなりエンジョイしているみたいです。
ソフトバンクの格安スマホなので、月4000円程度で極々普通の費用で、特に特別なことをしたという認識もなければ、出費もありません。なかなか高齢者でスマホを楽しめる人は少ないと聞いていますが、うちの場合はある程度興味を示して、自分で使ってくれているので助かっています。
デメリットと言えば、やっぱりお歳ではありますので、使い方の説明をするのにかなり手間がかかったと言うことでしょうか。特に最初の取っ掛かりは大変で、画面タップの意味を分かってもらうのに軽く1時間以上かかりました。
幸いある程度普通には使えるくらいになってくれたし、基本的にネットにはあまり興味もなく、ただ写メ送るのが楽しいようでこちらとしては助かっています。一昔前なら安否の確認をするだけでも一苦労していたのが、スマホひとつでテレビ電話的なことまで出来て、顔色までは無理としても、様子に異常があるかないかくらいは簡単にチェックできる時代になったことに感謝したいです。自分の場合は現状これで大丈夫な感じです。
スマホの操作を教え、ラインでのやり取りができるようにした。普通の通話ではなくテレビ通話で表情がわかるようにしている。元々父はスマホを使っていた為追加の費用はかからず、ラインの設定をするだけだったので、電話でやり取りしながら私が使い方を教えた。決まった時間に電話をかけることを決め、もしその時間に出られなければ父から折り返すという約束でラインの定期やり取りを続けている。
デメリットは父が突然倒れたような時に、こちらから連絡を取る手立てがない点。ボタン一つでつながるような見守り機能ではなく、あくまで「ただの電話」であるため、本当の緊急時には弱いと感じるが、まだ有料の見守りサービスを使うほどの状態でもないので、無料で顔が見れ、スマホ操作ができる健康さを確認できるのでラインは重宝している。

関連

一人暮らしの高齢者向け緊急通報サービス&見守りブザー7選【ワンタッチ】

5.例え遠距離でも、定期的に様子を見に行く

仕事の後や休日は、車で40分以上かけて祖母宅に寄り、祖母や家に異変がないかを確認します。費用自体は無償ですが、車で行き来するガソリン代や高速代は、月に1万円近くには達すると思います。
メリットとしては、やはり自分の目で確認ができることと、祖母と会う頻度が高くなり、認知症状にも波があるので、良い時と悪い時の差を実感することができました。
デメリットとしては、車で家と祖母宅、職場と祖母宅を往復するのに時間がかかるということです。運転中は特に何もすることができないので、ロスタイムといいますか、無駄に時間が過ぎるだけで、有効活用ができないことがもったいないです。また道路が渋滞することも多く、普通だと40分程度で済むところが2時間近くかかったりする日もあり、私が自宅に帰る時間が大幅に遅くなり、食事や入浴時間がずれ込み、私の家族の生活のリズムが狂ってしまうこともありました。
祖母の調子がおかしい日には、仕事を休んで朝から見守りに行くなど職場にも協力をしてもらっており、同僚にはかなり協力(というか、迷惑をおかけしている)してもらっており頭が下がります。
月に2回、父が祖父母の家に通っていました。仕事を辞めて祖父母の家にいることもできたのかもしれませんが、金銭面のことや、介護を終えた後のことを考慮すると、遠方にはなりますが定期的に通うことしか選択できませんでした。
かかった費用としては、交通費がかなり嵩んでいました。具体的には、毎回新幹線を使っていたので毎回3万円程度かかることに加え、新幹線の駅の近くに借りた月極駐車場の利用料金がかかりました。そのために車を購入する必要もありましたし、祖父母宅で仕事ができる環境を整える必要もありました(パソコンの購入や通信環境の整備など)。
メリットとしては、仕事を継続できることではないかと思います。デメリットは、何かあったときに、すぐに駆けつけることができない点です。一度、祖母が「動けない、もう一歩も歩けない」と電話を掛けてきたことがあったのですが、そのときには近所に住む親戚が様子を見に行ってくれて、病院にも連れて行ってくれたのでとても助かりました。また、介護認定などで医療関係者の方々に自宅に来ていただく際や、病院に通う必要があるときは、休みを取って遠方まで出向かねばならず、スケジュール調整には難渋しました。
毎週車で通っていた(車で片道1時間くらい)。なるべく家族全員(孫にも合わせてあげたいということもあり)で行きたいということもあり、車で通い見守りをしていた。毎回高速を使っていたため、高速代とガソリン代で毎週2千円ほどかかっていた。
メリットはあまりなかったと思うが、引っ越ししたくないという義父(高齢者)の希望は叶えてあげられていたのは良かったと思う。
デメリットはたくさんあり、とにかく遠いこと。毎週毎週車を運転し、往復2時間かけて通うのはとても大変だった。気軽に行くことができず、週末の予定がほとんどそれで埋まってしまっていた。また、もっと頻繁に様子を見に行き、健康のことを考えた食事を用意し一緒に食べたり(認知症のため作り置きなどを置いておけなかった)、孫ともたくさん合ってもっと会話をさせてあげたかったが、それが叶わなかったこと。
どうしても公共交通の不便さから、車での見守りになります。結構田舎ですから、電車では行ったことはないです。1回の交通費は高速代とガソリン代で多分4000円位だとは思いますが、余り気にはしてません。車だと行く時間も朝、自由な時間で行けますし、好きなとこにも寄って行けますから、それがメリットです。主に家族でドライブをするような感覚で行けますから、やはり車が一番だと思います。
デメリットとしては、渋滞に巻き込まれると、行きも帰りも大変になりますが、ある程度それは覚悟して出かけます。こんな生活が約5年程続いてますが、今のところ気にはなってません。私が行かないと他に行く人がいないから、そして叔母さんにはいろいろ世話になりましたから、喜んで行ってます。
毎日は難しいため、月に一度行っています。私は3人姉妹なので3人でルーティーン制。祖母に依頼をされていたため10日に1回は誰かが訪問できるようにしました。最初は3泊4日で宿泊していました。今は日帰りないし1泊して帰ります。費用は、東京から新潟までの交通費のみです。
メリットとしては、電話のみだったり業者にお願いするよりも自分の目で確かめられるため「こういうところで困っているんだ」「体調は良さそう」「ここは修理した方がよさそう」とかをリアルに知ることができたのは良かったですし、血縁者が赴くことでとても歓迎してもらえて、喜んでもらえました。
デメリットは、交通費がかかること。すごく喜んでくれて、もてなしてくれるので、それが逆に負担になっていないか懸念に感じること。今は旅行感覚で楽しくやっていますが、これがあと何年も続くと飽きてきて辛そうだなと思うことです。オンラインなど通じて、もう少しうまくやりたいと思っています。

6.スマートホーム・スマートスピーカーで見守る

GoogleNestHubMaxを購入し、無線LANなどの設定を行ったものを母が住む家に送りました。セットアップは事前にしていたので、難しい操作を母にさせることはなく、そのまま使えるようにしました(もともと無線LAN環境は家にあった)。またDuo通話ができるように使用方法に関する簡単なマニュアルを作成して同梱していた為、64歳の母でも問題なく操作してリモートで通話が簡単にできるようになりました。またカメラ付きのGoogleNestHubを選定していた為、音声だけでなくディスプレイごしでも見た感じもわかるのでとても助かってます。
スマホ通話でも同じことは可能ですが、GoogleNestHubMaxであれば、子供たちの写真をスライドショー表示するデジタルフォトフレームにもなる為、そのような選定をしました。母としても満足しているようです。費用は、NestHubMaxと配送料で約30,000円程です。
デメリットとしては、常に見守るような機能はないことです。こちらから定期的に通話をしたりすることで見守る機能を果たすことはできますが、こちらが忙しい状態の場合などでなかなか難しい状況が発生します。何か通知機能などがあるものを用意したかったのですが、そちらについては検討中です。
ディスプレイ付きのAmazonエコーを2台購入して、テレビ電話で様子を見るのと、応答がなく心配な場合、相手が応答しなくてもカメラを通して相手側を確認出来る機能を使い、見守りしています。Amazonエコー2台で1万円、祖母の自宅にネット環境がなかったためモバイルルーターと格安simを契約して月約2千円前後が費用でかかってます。
メリットはテレビ電話と言う事で、直接顔を見て安否確認などが出来る事や、何かあった場合こちらから勝手にカメラを起動して相手側を確認出来る事です。また音声で操作出来るため、高齢の祖母でもすぐ使えた事が良かったです。デメリットは相手側にネット環境が無いと使用出来ないため、月々ネット回線代がかかる事です。
アレクサで毎日2時間、必ず話し様子を見ています。アレクサは母親側が15000円程度、私側のが9800円程度です。2台は画面の大きさが違います。
メリットは、とにかく毎日の様子が手に取るように分かり、もし調子が悪そうならケアマネさんに連絡を入れて、すぐに家に行ってもらうことができることです。
デメリットは私側からは特に感じていませんし、母親もこれがあって本当に良かったと言ってます。強いて言うなら、お互いにそれぞれ1台ずつ購入しなくてはならないといけないことと、時々、電波の関係なのか映像が悪くなること。あとはやはりネットを使っての物なので突然の再起動や、フリーズ、またはカメラが反応しなくなってしまい、母親側でそれを再起動させなくてはいけないことによる、機械操作の不安が常にあります。

関連

スマートスピーカーで高齢者の見守りは出来る?体験談やおすすめ機種

7.介護サービスにお願いする

最初に行ったことは、サポートする体制を整えること。ケアマネージャーさんと相談し、母親の認知症の度合いと必要とする、あるいは利用できる介護サービスの内容を試行錯誤しながら整えていきました。当初は週2日の訪問介護(ホームヘルプ)からスタートし、進行度合いに応じてケアマネージャーさんと話をしながら最終的には週3日の訪問看護、週2日のデイサービス、そして食事宅配業者を利用し、毎日誰かしらが自宅を訪ねる体制を作りました。
費用は介護保険で賄いましたので、デイサービスと訪問介護で自己負担額は1万円程度、さらに食事の宅配も市の補助などもあり1万5千円程度でしたから、総額で月3万円もかかりませんでした。介護保険で利用できるサービスを活用することで自己負担はかなり抑えられますし、その意味ではケアマネージャーさんとの話し合いは常に必要と実感しました。
ただし、24時間の見守りではないので自宅で転倒し、骨折、入院という「事故」も起こりました。そのようなリスクがあることは承知しておいた方が良いと思います。また、入院といったことが起こると自分の予定はすべてキャンセルし、少なくとも数日は実家に滞在しなくてはならないことも間々ありましたので、こちらの思い通りにはいかないということは覚悟しなければなりません。ただ、こちらから出向くということでケアマネージャーさん任せではないという姿勢を見せることも、その後のことを考えれば必要なことと思います。

8.セコム・アルソックなどセキュリティ会社を利用する

遠方の母の見守りは、セキュリティ会社が行っている高齢者見守りサービスを利用しています。初期費用は見守りセンサー等をレンタルプランにしたので、設置工事のみの13000円位でした。月々の費用も3000円程度です。準備としては、緊急時に備えて鍵を預けなくてはならないので合鍵を一つ用意するのと、緊急時用に離れて暮らす子の連絡先を優先順位を考えて用意しました。
幸いこれまでの所、駆けつけてもらうようなこともなく母は元気に暮らしていますが、先日かかりつけ医が休診の日に、体調が何となくおかしいと私に電話をしてきたことがありました。話す分には緊急性はないように思うのですが、本人の不安は解消できず、見守りサポートの健康相談を利用することを勧めました。緊急時用のボタンパネルの横にある相談ボタンを押すだけですぐ対応してもらえ、その日受診できる近所の医院を調べてくれたり、必要ならタクシーも手配してくれるということで安心できたようです。緊急駆け付けを頼むほどではなく、気軽に話を聞いてもらえたのでこれから利用頻度は上がりそうです。
サポートを受けるにあたって、緊急時SOS発信ボタンを母が常時身に着けていられるかが心配でしたが、外出や入浴時に置き場所を決めておけば、問題なく使えているようでした。初めは色々迷い、自治体の行っているサービスも考えたりしましたが、有料で契約している方が、いざという時遠慮なくSOSを発信できるような気がして、利用して良かったと思っています。
最近家にセコムを入れ始め、その中で安否見守りサービスというシステムがあり、祖母が心配だったので出し惜しみせずにそのシステムを導入してもらいました。本人と過ごしている時間が少なく、いつでも様子を伺える状況では無いため、やはり心配になってしまいます。
安否見守りサービスというのは、一定時間その場所にいない時などにはセコムの隊員に直接連絡が行くようなシステムです。1日の間に絶対に一回は行く場所にカメラを設置し、そのカメラに人が映らなかったら自動的に警報がいくようになっています。
また、ドクターウォッチという小型の警報装置もあり、本人が常に携帯し体調が悪くなったりした時にボタンを押すとセコムの隊員に警報がいき、すぐに駆けつけてくれます。そういった最新鋭のシステムに惹かれると同時に、何を言おう祖母が心配だったので迷いなくこのシステムで見守ろうと思いました。

関連

警備会社の高齢者見守りサービスまとめ(内容・費用・デメリットなど)

高齢者の見守りはセコムとアルソックどっちがおすすめ?【比較】

【評判】アルソックの見守りサポートを高齢者に使った口コミ【13名】

9.自治体のサービスを利用する

市の一人暮らしの高齢者の見守りサービスの一つで、セキュリティ会社に家の中のトイレと普段使っている部屋に、赤外線の出る機械を設置して頂きました。モニターの様な感じで監視して下さって、一日で一度もトイレなど使用しなかった場合は、市と連絡を取って母に電話など確認をします。それで連絡等が取れなければ、自宅にセキュリティ会社の人が行って、母が出て来ないようであれば、あらかじめ準備してあるスペア鍵にて家の中に入ります。
そこで、母に何か不足の事態がありましたら救急車を呼ぶなり対応をするそうです。そして、私の所にも連絡が来ます。あと、意識があり母が連絡をしたい時は、電話のダイヤルを回さなくても受話器をとりボタンを押すだけで救急車が連絡を受けて来て下さるそうです。また、毎年市の方が点検をかねてその後の母の状態などを、聞いていろいろ考えて下さいます。
費用は、全て無料ですが条件があります。70歳以上の一人暮らしの人で、そばにすぐ駆けつける身内がいないことと、持病持ちであることです。他には、住んでいる地区の民生委員の人に話をして、確か書類を書いて頂いたかと思います。手ぶらでは頼めないので、菓子折りをお持ちしたかと思います。
メリットは、24時間見守るということです。デメリットは、民生委員に話をするので元気に散歩などしていると、あんなに元気なのにと言われそうなことです。
高齢者の住む自治体へ相談し、自治体で行っている見守り事業を教えてもらった。在宅介護支援センターによる定期的な見守り訪問と、自治体独自の見守り(緊急通報システム)介護サービスで訪問介護を利用開始した。当方への負担はゼロ。本人も介護保険の自己負担内で月に2千円程度の費用。
費用が安く、長期的にサービスの見直しができること、定期的に人の目が入ることがメリットだが、自費の民間サービスに比べ対応できる内容に限りがあることがデメリット。郵便局で行っている見守りサービスや人感センサー付きの電気ポット等、自費の民間サービスと上手く併用しながら見守り体制をつくっていく必要がある。また、老人会など同世代での関係性が築けるような場に参加することも非常に重要。
自治体地域のNPOがやっている見守りサービスにお願いして、見守りや、話し相手になって頂きました。週2回、自宅に来ていただいて、母の様子を確認して頂いたり、ちょっとした家事をやっていただいたりすることができています。費用は月額4000円です。
NPOの方はとても親切な方が多く、そして、キチンと母の様子を報告してくれます。また介護について詳しい方も多いので、母の今の状態や、今後についても相談することができて大変助かっています。話し相手ができたためなのか、母の認知症の症状が和らいだようにも思います。
デメリットとしては、食事の準備や掃除など身の回りの世話を同時に全部お願いできると助かるのですが、それができないことです。

関連

自治体・地域・民生委員等の高齢者見守りサービスについて【条件・費用・申し込み方法など】

10.センサーで見守る

カメラ設置を考えていましたが、本人が監視されているようで嫌と拒否したため、カメラの無いセンサーにしました。必ず毎日使う場所といえばトイレなので、トイレの開閉ドアにセンサーを設置してもらいました。ドア開け閉めがあると、こちらのスマホに「開閉状態になりました」と通知が入る仕組みです。これなら、カメラもなく気軽に確認できるので、助かりました。
ただ、カメラが無い分、表情による体調確認ができないというデメリットがありました。結局、その点だけは従来通り、ヘルパーさんに何かあれば連絡を、というスタイルは変わりませんでしたが、気分的にはかなり楽になりました。

関連

一人暮らし・在宅介護の高齢者向け見守りセンサーを比較【おすすめ】

11.見守りカメラで見守る

見守りカメラとネットワークカメラを設置することにしました。合わせて1万円ほどしました。どうしても物理的に距離があるため、少しでも祖母の様子を見ていられるように見守りカメラを、更にこちらから話しかけて少しでも祖母の寂しさを紛らわすことができるようにネットワークカメラを購入しました。
最初は足の骨折や腰を悪くしてしまったことで落ち込んでいた祖母でしたが、私たちが話しかけることで徐々に明るくなっていきました。ただ、やはりこちらとしては見ていることしか出来ないのが悲しいです。例えば祖母が部屋で倒れたとして、通報することは出来るけどそれ以上のことは出来ません。遠くから見て、遠くから声をかけるしかできることがありません。それが少し悔しいです。

関連

高齢者向け見守りカメラのよくある質問(機能、費用、使い方など)

【おすすめ】高齢者向け見守りカメラランキングTOP3【介護】

初めての方におすすめの高齢者見守りサービスランキング3【比較】