(アイキャッチ画像は公式サイトより引用)
竹中エンジニアリング株式会社(TAKEX)では、主に高齢者の徘徊対策・予防向けに
- 徘徊お知らせお待ちくん
- 徘徊お知らせ開見ちゃん
- 徘徊お知らせ感知くん
- 徘徊お知らせけいたいくん
といった商品を販売されています。
それぞれ簡単に概要をご紹介すると、
【徘徊お知らせお待ちくん】
マット型のセンサー機器で、例えば玄関に配置し高齢者がこのマットを踏んだ際に、見守り側に通知が行き、徘徊に気づくことが出来る。
【徘徊お知らせ開見ちゃん】
ドアや窓に設置するセンサーで、例えば玄関のドアが開けられた際に受信機に通知が来て、徘徊に気づくことが出来る。
【徘徊お知らせ感知くん】
人感センサー型で、設置したセンサーの近くで人の動きがあった際に受信機に通知が来て、徘徊に気づくことが出来る。
【徘徊お知らせけいたいくん】
GPS型センサーに近い機能で、予め高齢者に送信機を持参していただき、その送信機が(例えば出口付近に設置した)アクセスコール受信送信機に近づいた際に、見守り側へ通知が来て徘徊を教えてくれる。
こういったシステムになっています。
こちらの記事では、「徘徊お知らせお待ちくん」「徘徊お知らせ開見ちゃん」「徘徊お知らせ感知くん」「徘徊お知らせけいたいくん」のメリット・デメリットについてご紹介します。
なお、それぞれの詳細については、以下の商品詳細ページをご覧ください。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
目次
TAKEX 徘徊お知らせシリーズのメリット
(最新情報については、公式サイトをご確認ください)
メリット1.難しい初期設定などが不要で、デザインも機能もシンプル
最近の高齢者向け見守り機器は、多機能にはなっているものの、高齢者側でも初期設定が必要なものも多いです。
また高齢者側でもスマートフォンを操作しなければならないものもありますが、高齢者…特に認知症を患っている方が、うまくスマホを操作できるとも限りません。
それどころか、誤タップで何かを買い物してしまったり等、余計なトラブルも気になるところです。
その点徘徊お知らせシリーズは、見守られる側の高齢者で特に難しい操作は必要なく、強いて言えば「徘徊お知らせけいたいくん」を利用する際に、端末を持っておいてもらう事くらいです。
また見守る側の受信機のデザインもシンプルなので、見守る側の方も機械のややこしい操作が苦手と言う場合でも、シンプルに徘徊の予防・対策が出来ます。
その他、センサー端末と受信機が、予め同期されているのも良い点ですね。
いずれにせよ見守る側・見守られる側の双方で、難しい初期設定や操作方法が必要ないというのがメリットです。
メリット2.インターネットを必要としない
最近の高齢者向け見守り機器は、「みまもりCUBE」を除いてほとんどの商品が、高齢者宅にもインターネット環境を必要としています。
ただしスマートフォンならまだしも、高齢者宅にWi-fi環境が完備されている家は多くなく、見守りをする際にあらためてネット環境を整える必要があります。
これは大変な手間ですし、おまけに月々5,000円弱が見守り機器の本体代や月会費”以外に”かかってきますから、金銭的にも負担ですよね。
その点TAKEXの徘徊防止グッズは、インターネット環境は必要ありません。
竹中エンジニアリング 徘徊お知らせシリーズのデメリット
竹中エンジニアリングの徘徊お知らせシリーズは機能がシンプルな分、最新の見守り商品と比べると、どうしても物足りない面もあります。
デメリット1. 100m以内しか通知が届かないため、高齢者と同居していることが前提
これが最も大きなデメリットではないでしょうか。
徘徊お知らせシリーズはトランシーバーのような構造のため、インターネットは必要ない代わりにセンサーと受信機が100m以内でないと感知できません。
そのため高齢者宅と同居している、もしくは”近く”に住んでいる事が前提です。
また「100m以内」とご紹介しましたが、
使用場所の建物の構造や受信機との間の障害物など周囲の環境により到達距離が短くなる場合がありますのでご注意ください。
強い電界や磁気を発生する機器の近く(テレビ、OA機器、モーターの近くなど)では正常に動作しないことがあります。
●電波の到達距離は、次のような使用場所では短くなる場合があります。
・本機と受信機との間に金属や鉄筋コンクリートなどの隔壁がある場合。
・壁内部の断熱材にアルミ箔を貼り付けたグラスウールなどを使用している場合。
・受信機を取り付ける面が金属の場合や周辺が金属で囲まれるような場合。(スチール家具の間など)
・テレビ、ラジオの送信所付近の強電界地域の場合。
…と言った風に公式サイトにも書かれているように、環境次第では100m以内でも上手くセンサーを感知できない場合があります。
これがインターネットを介さない最大のデメリットでしょう。
インターネットを用いれば、たとえ見守り側と見守られる側が違う国に住んでいても、しっかり反応してくれますからね。
デメリット2.本体価格がやや高額で、なおかつ買取プランしかなく、お試し利用が出来ない
徘徊お知らせシリーズは介護現場などでも実際に使われている分、機器はやや高額です。
具体的には
- 徘徊お知らせお待ちくん:82,000円
- 徘徊お知らせ開見ちゃん:63,000円
- 徘徊お知らせ感知くん:63,000円
- 徘徊お知らせけいたいくん:162,000円
となっており、もし合わなかったときのことを考えると、一度に買ってしまうのは少しためらってしまう金額ではないでしょうか。
おまけに徘徊お知らせシリーズには、お試しプランやレンタルプランなどはありません。
その点が、昨今の他の見守りサービスと比べると、少しデメリット面ではないかと思います。
※徘徊お知らせシリーズは、Amazonですと安く購入出来ます(80%OFFで買えるシリーズもあります)。
徘徊お知らせお待ちくん
徘徊お知らせ開見ちゃん
徘徊お知らせ感知くん
徘徊お知らせけいたいくん
※ちなみに:インターネット不要の徘徊検知サービスを、30日お試しで試せる会社もある
この記事の途中でもご紹介しましたが、みまもりCUBEという見守りカメラの場合、
- 検知機能がついているので、特定の場所に出入りしたりドアを開けた際は、見守り側に撮影した画像と共に、あらかじめ設定した介護者や家族にメッセージが届く
- simがあらかじめ内蔵されているので、高齢者宅にインターネット環境が無くても使用可能
- 100mなど距離の制限がなく、たとえ海外に住んでいてもリアルタイムで確認可能
と言う特徴があります。
公式サイト:https://ramrock-eyes.jp/
徘徊お知らせシリーズの場合は、検知できたとしても「徘徊しています」という情報だけですよね。
それがみまもりCUBEの場合は徘徊時の写真もメッセージと共に届くので、徘徊時の服装なども把握でき、高齢者の早期発見につながります。
また声掛け機能もあるので、例えば出入り口の少し前にカメラを置いておけば
- センサーが高齢者を検知
- 声掛け機能で徘徊を防止したり、会話機能で「どこへ行くの?」と話が出来る
と言う流れで、高齢者の徘徊を事前に予防も出来ます。
他にも様々な高齢者の見守り機能がついて、この価格
また「みまもりCUBE」は高齢者の徘徊予防だけでなく総合的な見守り機器のため
- リアルタイムでの映像確認(複数人で可能/スマホ、タブレット、PCで確認可能/ガラケーはメール受信のみ可能)
- 見守り映像の録画(内蔵のSDカードに約7日間録画を保存)
- 会話機能
- 映像の出力、保存機能(お手持ちのパソコンへ、離れた場所からでも保存可能)
- 検知機能(転倒してしまった、ドアを開けて外に出かけた、等を検知)
- 夜間暗視モード(夜間の体調の変化や転倒、徘徊などの見守りに使える)
- プライバシー保護機能(見守り範囲で見守られたくない箇所にモザイクをかけられる)
という機能も備わっていて、月々の費用は4,290円(税込)です。
しかも現在は、30日間で気に入らなければキッパリ辞められるお試しキャンペーンを3,190円(税込)でやっています。
徘徊おしらせシリーズのような数万円の機器を一発で購入するのが怖い場合は、とりあえず3,000円程度で1か月間、お試ししてみても良いのではないでしょうか。
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