こちらの記事では、まず初めに「高齢者の薬飲み忘れをアプリで防止するメリット・デメリット」について軽くご紹介します。
その後、薬の飲み忘れを防止できる人気アプリについて
- 主な機能・システム
- 対応しているOS(iphone/Android)
- 料金(費用)
をそれぞれご紹介します。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
高齢者の薬飲み忘れをアプリで防止するメリット

薬の飲み忘れをアプリで防止する一番のメリットは、既にスマートフォンをお持ちの場合、アプリのリマインダー機能によって、今すぐ薬の飲み忘れを防止できる点にあります。
薬の飲み忘れは病気の悪化に繋がるため、今すぐ対策できるのは非常に便利です。
他にも、薬の飲み忘れをアプリで防止するメリットは2つあります。
それは
- 薬を飲むまでしつこくアラームが鳴るので、薬の飲み忘れ防止率が高い
- 複数人で共有できるので、遠方に住んでいても飲み忘れがないか確認できる
ということです。
自分以外の薬の飲み忘れを防止する場合、相手の服薬状況を常に確認するとなると、自分はもちろん相手にも負担が大きくかかります。
しかし、アプリで薬の飲み忘れを管理すれば、服薬状況をアプリが自動で確認してくれるので、お互いに良い効果があります。
高齢者の薬飲み忘れをアプリで防止するデメリット

薬の飲み忘れをアプリで防止するデメリットは、高齢者がスマートフォンを持っている&設定・操作する必要がある点にあります。
たとえスマートフォンを持っていたとしても、高齢者側で服用するお薬の設定や、リマインダーのタイミングを設定することができなければ意味がありません。
服用ボタンを誤タップしてしまった場合には、修正する必要があるでしょう。
また、無料で利用できる代わりに広告が表示されるので、余計なトラブルを招いてしまう危険性もあります。
この場合、高齢者側が難しい設定・操作をすることなく服薬管理ができる、「みまもりCUBE」という見守りカメラの方が向いています。
この見守りCUBEには
- 24時間リアルタイムで映像を確認できる
- 自動で録画され、過去の映像をいつでも見られる
- 双方向の会話機能がある
ので、その場で映像を確認し、薬を飲み忘れている場合には、声を掛けて教えてあげることができます。
また、その場で映像を確認できない場合でも、時間が空いた時に動画を見直し、「飲み忘れてたよ〜」と教えてあげるということもできます。
詳しくは以下の記事を読んでみてください。
アラームが鳴っても、次の瞬間には忘れている恐れがある
認知機能が衰え始めている方は、リマインダーによって服薬のお知らせが届いても、次の瞬間には忘れている可能性があることを理解しておかなければいけません。
認知症の初期段階では数日中のことを忘れてしまいますが、いずれは数分前の出来事も忘れてしまうという状態になります。
リマインダーのお知らせを3分も経たないうちに忘れてしまい、そのまま薬を飲まずに、1日を過ごしてしまうということもあるでしょう。
そのため、認知症の服薬管理について幅広く検討したい方は、以下の記事を読んでみてください。
それでは本編に戻りまして、高齢者の薬飲み忘れを防止するアプリをご紹介します。
(最新情報については、公式サイトでご確認ください)
↓【記事の途中ですが、見守り方法に迷ったらこの記事がおすすめ】↓
高齢者の薬飲み忘れを防止するアプリのおすすめ10選
それでは、高齢者の薬飲み忘れを防止するアプリを10つご紹介します。
1.マイセラピー・お薬リマインダー・飲み忘れ防止アプリ

薬の飲み忘れ防止に加えて、健康管理や健康状態のレポート作成など、充実した機能が揃った多機能アプリです。
設定・操作画面はシンプルで、利用しやすいことが一番の特徴。
無料で利用できる上に広告が無いので、余計なトラブルを招く心配もありません。
主な機能・システム
- お薬リマインダーが、服用のタイミングをお知らせしてくれる。
- 曜日別・◯日周期など、服用周期を細かく設定できる。
- 体温・血圧・血糖値・体重・心拍数も記録できる。
- 「アクティビティリマインダー」が運動を促進してくれる。
- 服薬記録をPDF形式で印刷できるため、手軽に医師・家族と共有できる。
- 今すぐ飲めない場合は、30分・1時間とずらすことができる。
対応しているOS
iphone/Android
料金(費用)
無料
2.メディセーフの薬リマインダー (Medisafe)

ビジュアルの「見やすさ」に拘った、高齢者でも使いやすいアプリです。
お薬の見た目・カラーを設定すれば、決めた時間にお薬のアイコンが表示されるので、何を飲めばいいか一目で分かります。
無料で利用できる上に広告が無いので、余計な面倒を起こす心配もありません。
主な機能・システム
- 薬によって飲むタイミング・回数が別々でも、薬ごとにお知らせしてくれる。
- スヌーズ機能で、しつこく服用のタイミングを知らせてくれる。
- 「メディフレンド機能」で、手軽に服薬情報を共有できる。
- 基礎体温などの生体情報も記録してくれる。
- アラート音を自由に変更できる。
対応しているOS
Androidのみ
料金(費用)
無料(アプリ内課金あり)
3.しつこいお薬アラーム – 飲み忘れ防止のお薬リマインダー

飲むまで「しつこく」アラームしてくれるので、後回しにしがちな方でも、薬の飲み忘れ防止率が高いアプリです。
個性的なキャラクターがお薬の時間を教えてくれるので、無機質なお薬の時間を楽しみたい方におすすめ。
広告が表示されるので、スマートフォンに不慣れな方は、使いにくいと感じるでしょう。
主な機能・システム
- とにかく飲むまで、しつこくアラームしてくれる。
- 個性的なキャラクターが、色々なセリフで服用のタイミングを知らせてくれる。
- 体温・体重などの情報を記録して、グラフ化してくれる。
- メモを付けられるので、日々の変化を記録できる。
対応しているOS
iphone/Android
料金(費用)
無料(アプリ内課金あり)
4.お薬記録&アラーム:くすりの飲み忘れ防止と薬歴・服薬管理

会員登録がなく、必要な機能だけが揃ったシンプルなアプリ。
高齢者や複雑な操作が苦手な方におすすめです。
アプリ内で広告が表示されますが、700円で非表示にすることができます。
主な機能・システム
- アラーム機能が、服用のタイミングをお知らせしてくれる。
- どんな薬をいつ飲んだのか・いつやめたのかを確認できる。
- 自分だけではなく、家族・友人の服薬状況も管理できる。
- お薬は「1包」「1mg」といった単位でも登録できる。
- メモ・写真によって、詳細な記録を残せる。
対応しているOS
iphone/Android
料金(費用)
無料(アプリ内課金あり)
5.マックス – ピルリマインダー

犬のマックスが、服用時間をお知らせしてくれるアプリです。
広告が無く、設定・操作画面がシンプルで使いやすいのが特徴。
海外アプリなので、日本語が分かりにくい点がデメリットかと思います。
主な機能・システム
- 特定の日・1日の間隔・月経周期ごとに通知を設定できる。
- 犬のマックスが鳴き声で、服用のタイミングをお知らせしてくれる。
- プッシュ通知への応答がない場合、コールアラームでお知らせしてくれる。
- 「服薬した」を選択すると褒めてくれる。
- 服用した履歴を記録してくれる。
対応しているOS
iphone/Android
料金(費用)
無料
6.お薬ノート -服薬・薬歴管理-

東日本大震災においても役立った、充実した機能が揃っている多機能アプリです。
シンプルな画面なので操作しやすく、直感的に使えるのが特徴。
広告が表示されるので、高齢者には使いにくい所がデメリットです。
主な機能・システム
- 病院・科ごとに分けて、お薬を管理できる。
- 朝・昼・晩だけでなく、食間・寝る前なども登録できる。
- マナーモードにしていても、服用のタイミングでお知らせしてくれる。
- 自分だけではなく、家族・友人の服薬状況をまとめて管理できる。
- お薬がなくなりそうなタイミングで、アラームを受け取れる。
- メモ機能によって、体調・お薬を飲んで出た症状を記録できる。
- バックアップ機能があるので、記録したデータを保存しておける。
対応しているOS
iphone/Android
料金(費用)
無料
7.薬いつ飲む?-服用スケジュールの管理ができるお薬手帳アプリ-

お薬手帳の代わりに、服薬記録の管理や、服用のタイミングをお知らせしてくれるアプリです。
うっかり飲み忘れを防ぎたい方や、通院記録の管理を一緒にしたい方におすすめだと言えます。
主な機能・システム
- 朝・昼・夜・食前・食間・食後のタイミングでアラートしてくれる。
- その日の体温・健康状態をメモに残せる。
- 病院の電話番号・担当医の名前を登録できる。
- 自分だけでなく、家族の服薬スケジュールを一緒に管理できる。
- お薬の残数チェック機能を設定すると、指定のタイミングでお知らせしてくれる。
- バックアップ機能があるので、記録したデータを保存しておける。
対応しているOS
iphone/Android
料金(費用)
無料(アプリ内課金あり)
8.お薬手帳-病院予約もできるお薬手帳アプリ

アプリで調剤予約・家族のお薬管理もできる、電子お薬手帳アプリです。
多機能さが特徴ですが、シンプルさに欠けていて使いづらいという声もあります。
服薬アラームの専用アプリではないため、服用時間について詳細な設定を行いたい方には向かないでしょう。
主な機能・システム
- お薬ごとに、服用時間・1日の服用回数をお知らせしてくれる。
- 飲み忘れていても、1分単位でスヌーズしてくれる。
- 指定した服用開始日・終了期間をアプリ内カレンダーに登録できる。
- 服用チェックができるため、残薬の数も確認できる。
- 「くすりの適正使用協議会」提供データに基づいた用法・用量を確認できる。
- あらかじめアプリから処方箋画像を送ることで、薬局での待ち時間を短縮できる。
- 毎日の血圧値も一緒に管理でき、グラフで日々の変化を確認できる。
- 最大10人分のお薬情報を、まとめて管理できる。
対応しているOS
iphone/Android
料金(費用)
無料
9.お薬手帳プラス 日本調剤の薬局へ処方せんの事前送信ができる

利用会員が130万人を超える、日本調剤の電子お薬手帳アプリです。
服薬アラームの専用アプリではないため、使用開始時間など詳細な設定を行いたい方には向かないでしょう。
主な機能・システム
- 服用日時をカレンダーに記載すると、服用時間をアラームでお知らせしてくれる。
- 服用したお薬は記録されるので、服薬状況を確認・把握できる。
- 家族のお薬情報も、まとめて管理できる。(人数無制限)
- 撮影した処方箋を事前に薬局へ送信することで、スムーズにお薬を受け取れる。
- 日々の体調を記録し、グラフ・数値で健康状態の変化を確認できる。
- 会員になると、薬局とチャットボット形式でコミュニケーションを取れる。
- スマホ・パソコンを使って、⾃宅で薬剤師からお薬の説明を受けられる。
対応しているOS
iphone/Android
料金(費用)
無料
10.ピルリマインダー&メディケーショントラッカー

決められた時間通りに、お薬を飲めるようにお手伝いしてくれるお薬管理ノート&リマインダーアプリです。
海外で作成されたアプリなので、日本語が分かりにくい点がデメリットだと言えます。
主な機能・システム
- お薬を飲む時間・飲む薬の種類を管理して、お知らせしてくれる。
- 体温・血圧・脈拍・糖度・体重・消費カロリー・体脂肪なども記録できる。
- お薬がなくなる前に、通知でお知らせしてくれる。
- バックアップ機能により、記録したデータを保存できる。
対応しているOS
iphone/Android
料金(費用)
無料(アプリ内課金あり)
まとめ

当サイトとしましては、
- 24時間リアルタイムで映像を確認できる
- 自動で録画され、過去の映像をいつでも見られる
- 双方向の会話機能がある
- 高齢者側が、難しい設定・操作をすることなく服薬管理ができる
「みまもりCUBE」をおすすめします。
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