高齢者の部屋の室温が高くなり、熱中症の危険性があると『部屋の温度が上がっています。エアコンを点けましょう』と音声が流れる。
それでも長時間室温が下がらない場合、予め設定している家族や介護者に、室温の異常を知らせるメッセージが届く。
こういったセンサーで室温を検知して、熱中症になりそうな場合はアラームが鳴ったり、家族や介護者に通知してくれるシステムが、「アイシル」という見守り機器です。
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アイシル:https://www.aitosys.com/aishiru_special/
一人暮らしの高齢者の熱中症による孤独死が話題にあがることがありますが、第一の原因は何といっても”高齢者自身が、室温の変化に気づけないから”です。
そのため知らない間に熱中症になってしまい、いきなりバタンと倒れてしまうわけですね。
その点アイシルは、予め見守り側が設定した温度を上回ると、『部屋の温度が上がっています。エアコンを点けましょう』という音声が、見守り機器から(温度が下がるまで)繰り返されます。
それでもなお部屋の室温が下がらない場合は、予め設定した家族や介護者にメールで通知してくれるため、熱中症を予防できますし、仮に熱中症になった後でも、早急に対処することが出来ます。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
目次
他にも様々な見守り機能がついているのに、費用は嘘のように安い
アイシルの温度センサーは、見守り機能の一つに過ぎません。
他にも
- 人感センサー:家に居るのに部屋の中で反応がないと、メールやLINEで知らせてくれる
- ドアセンサー:例えばお風呂に入った後に、長時間再びお風呂のドアが開かない場合、知らせてくれる。冷蔵庫の開閉が長時間ないと、異常を察知できる
- 照度センサー:例えば夜中に長時間電気がついている場合は、異常と判断し知らせてくれる
- 「おはよう」ボタンを毎日押してもらう事で、毎日の安否確認が可能
- 「ご飯」「お薬」ボタンを押してもらうことで、食事の取り忘れや薬の飲み忘れを防げる
- 声掛け機能と「はい」「いいえ」ボタンで、その場で安否確認もできる
- 高齢者に緊急事態があった場合は、ワンタッチのボタンを押してもらうだけで、家族や介護者にメールが届く
といった、様々な見守りシステムが搭載されています。
それでいて、月あたり2,178円(税込)で見守りができます。
高齢者の熱中症や、見守りが心配な方はぜひ利用してみてください。
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アイシル:https://www.aitosys.com/aishiru_special/
おまけ☆夏にエアコンや冷房をつけたがらない、一人暮らしの高齢者を説得する方法
一人暮らしの高齢者の中には、いくら室温が高くて危ない事を伝えても、かたくなにエアコンをつけようとしない高齢者も中にはいます。
そういった場合でもアイシルは室温が下がらない限りアラームが鳴り続けるので、イヤイヤでもエアコンをつけてくれる方が多いのですが、アイシルを利用されない方も多いでしょう。
そこで今回は、当サイトの方で「高齢者にエアコンをつけるよう説得したことがある方」に体験談を寄せてもらいました。
こちらが参考になれば幸いです。
少し大げさに伝えてみる
すると「エアコンは付けたいんだけど借りてる部屋だから」と困っている様子でした。それでも毎年の夏の異常な暑さのことを考えたら放っておけず、「大家さんにお願いして!」と説得しました。結果意外とすんなり承諾してもらえたらしく、今では夏冬共に快適に過ごしているようです。
使い方も教えて、またニュースでも家の中で熱中症になって運ばれる人もいるんだよと何度も言い聞かせ、ようやく最近使い始めてくれました。せめて夜、寝苦しときだけでもつけてね、電気代は払うからと条件付きでエアコンを使ってもらってます。
なので母(祖母の娘)が、「大丈夫じゃないよ、年寄りは鈍くなっているから分からないだけだよ。倒れたらお嫁さんに迷惑がかかるんだからね」とキツめに言って、さらに私が「クーラーの風が嫌なら温度を高めに設定して扇風機を併用すると寒くないよ。設定しに行ってあげるよ」とたたみかけ、なんとか使ってもらいました。厳しい意見と優しい提案を交互に出したのが良かったと思います。
ちゃんとした知識を教えてあげれば、納得してくれると思います。それでも嫌だと言われたら、全部お金だすから!って言えば、だいだいの高齢者は納得してくれると思うのですが。エアコンが命にかかわるなんて思ってもないと思うので、説明が必要に思います。
地球温暖化が進み、昔とは違う事を伝える
そこで、夜間の話ではなくて、日中の気温が高いのだから付けた方がいいと話す。さらに今時のオフィスはほとんどがエアコンが付いている所が多い為に、北海道はエアコンはいらないという考えは古いと説明した。そこに数年前に異常に気温が高い年があったので、この先も同じような年がくる可能性もあると説明していた。しかも、すぐにエアコンが付けられるわけではなく、多少は工事が必要なので今からでも遅いぐらいだと説明した。またエアコンの値段も昔に比べたら、安い商品も多い事も後押しした。
※ちなみに
- ウェザーニュース:https://weathernews.jp/s/topics/201807/190135/
ウェザーニュースのデータによると、ここ100年で1日の最低気温の平均は2.7℃も上昇しているのだとか。
それだけ体を冷やす時間が短くなっており、特に夜中でも暑くなる日は増えているので、昔と違いエアコンをつけるべき日は間違いなく増えています。
本人以外も快適に過ごせると伝える
周りの方に気を使う性格の方だったので、ご家族が遊びに来た時にエアコンが無いと過ごしにくい事、私もエアコンがついていた方がありがたいなと言う様にご本人以外の人への影響をお伝えしました。そして電気代もそこまで高額にはならない事も伝えました。
難色を示しながらもエアコンをつけることに納得してくださり、エアコンを使う様になってくれました。使用してみると体が楽になり、熱中症の心配もなくなりご本人も安心したようです。
そんな時の為に携帯用の室温や湿度が計れる時計を持っています。お家に温度計があれば一番なのですが(温度を探知できる見守り機器もあります)、ない場合も多いので室温をお見せします。「こんなにお部屋暑いんですからエアコンつけましょうか」と。
もちろん屋内の熱中症の怖さを説明したりもするのですが、一番効果的だったのは「ほら、こんなに暑いじゃないですか。僕も暑いのでエアコンつけませんか?」とお話します。一緒に居る人まで我慢させるなんて事をする人は、あまりいません。
もし、その場に自分は居なく電話で説得する場合は「食べ物の劣化」なども効果的です。高齢者は物を取る為に部屋を移動するのも大変なので、自分の手の届きやすい場所に食品を置いている事があります。なので「暑い部屋だと食べ物が悪くなりやすいんですよね」と話すと、もったいない意識からエアコンを付けてくれる事もあります。
エアコン代を負担してあげる
1つ目は、熱中症の怖さについて祖母に教えることです。祖母が大好きなテレビで熱中症の話がやっていると私も一緒に見ることにしました。一緒に熱中症の怖さを解説しているテレビを何度も見ることで、熱中症は高齢者にとって外にいる時よりも、部屋の中にいる時の方が、なりやすいと理解してもらえました。
2つ目は、夏の電気代は娘夫婦が負担してくれるように頼みました。電気代が怖くてエアコンが使えなかったので、娘夫婦が払ってくれるので安心して使えるようになりました。
エアコン代を負担してあげるかどうかは置いておいても、エアコンが扇風機に比べてとても高額だと考えている高齢者の方は多いです。
確かにエアコンの方が扇風機より電気代は高いのは間違いないのですが、調べたところエアコンの1時間の電気代は20円前後だとか。
これなら命はもちろん、もしもの時の医療費と比べると決して高くはないはずなので、「今のエアコンは、そこまで高くない」ことを伝えるのも一つの方法です。
体感温度と実際の室温は違う事を伝える
そのため「年を取ってくると、だんだんと暑さ寒さの変化に対して体の反応が鈍感になってしまっているだけで、暑く感じていないとしても実際には暑くなっているのだから、自分が暑いと感じなくても早め早めにエアコンを使わないといけない」と伝えました。また「自分が暑いと感じなくても、夏場はこまめに室内温度計を確認して、30度を越えているようであれば、その時には必ずエアコンを付けるようにしてほしい」というように伝えました。
おまけ:身近な人が熱中症になってしまい、意識が変わった
熱中症は、気持ち悪くなったり頭が痛くなったり結構辛いのです。高齢の両親には命に関わる可能性が高いため、エアコンをつけたらどうかと言うと、しばらくして取り付けたと連絡が入りました。親戚が使っていないエアコンを譲ってくれたとのことで安く済んだようです。その後は、きちんと使っているようで安心しています。
こちらは「少し大げさに伝えてみる」と似ておりますが、やはり身近で熱中症になり大変な目にあった人の話を聞くと、熱中症が本当に存在するものだとリアルに受け止めてもらえ、危機感を感じてくれるようになるようです。
この方は実際に熱中症になってしまいましたが、場合によっては高齢者の事を考え、「熱中症になってひどい目にあったから、あなたにも気を付けてほしい」と小さな嘘をつくのもアリかもしれませんね。