高齢者向けに見守りカメラを導入する際、一番のハードルになるのがインターネット環境です。
実際、見守りカメラを使うには、見守られる側の自宅にもネット環境が必要…というのが世の中の99%の見守りカメラです。
でも実は、この記事をまとめている時点で、インターネット不要・wifi不要・有線なんて当然不要で使える高齢者向けの見守りカメラが二つだけございます。
今日はこの二つの見守りカメラをご紹介します。
(情報は、この記事をまとめている時点の物です。最新情報は公式サイトをご確認ください)
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
目次
インターネット環境なしで使える見守りカメラその1:みまもりCUBE
公式サイト:https://ramrock-eyes.jp/
先にネタバラシをしておくと、2つ目に紹介する見守りカメラは無線で子機と親機をつなぐものなので50m以内しか使えず、高齢者と同居していることが前提となります。
そのため高齢者が遠方で一人暮らしをしていても、見守る側が海外に住んでいても使える見守りカメラは、これからご紹介する「みまもりCUBE」のみになります。
みまもりCUBEがネット環境不要で使える仕組みは簡単で、みまもりCUBEの中には元々SIMカードが内蔵されています。
そのため、届いたみまもりCUBEをコンセントに挿すだけでネット環境が整い、そのまま見守りカメラとして使うことが出来ます。
高齢者側で難しい初期設定は不要!コンセントに挿すだけで利用開始できる
見守りカメラを利用する上で難しい点の一つが、初期設定だと思います。
基本的にワイファイ環境を利用する見守りカメラは、見守られる側で家の中のインターネットと同期をしたり、使い始めるまでに初期設定をしないといけないわけですが…これは高齢者の方にはチンプンカンプンの場合も多いでしょう。
そのため見守る側が一度高齢者宅に行き、初期設定をしてあげたり、使い方を教えてあげる手間があります。
その点みまもりCUBEの場合、初期設定などは見守る側だけがすることで、見守られる側に難しい設定などは一切ありません。
ただ届いたカメラをコンセントに挿してくれればいいので、直接会いに行けなくても、カメラを送り届けてしまいさえすれば、簡単に見守りを開始できます。
みまもりCUBEは老人ホームの導入例があるほど、かなり本格的な見守りカメラ
私がこの記事でみまもりCUBEを紹介しているのは、何も「wifi不要だから」という理由だけではありません。
そもそも「みまもりCUBE」は実際の介護でも用いられるほど多機能で、
- リアルタイムでの映像確認(複数人で可能/スマホ、タブレット、PCで確認可能/ガラケーはメール受信のみ可能)
- 見守り映像の録画(内蔵のSDカードに約7日間録画を保存)
- 会話機能
- 映像の出力、保存機能(お手持ちのパソコンへ、離れた場所からでも保存可能)
- 検知機能(転倒してしまった、ドアを開けて外に出かけた、等を検知)
- 夜間暗視モード(夜間の体調の変化や転倒、徘徊などの見守りに使える)
- プライバシー保護機能(見守り範囲で見守られたくない箇所にモザイクをかけられる)
といった機能も備わっています。
ワイファイなし云々を置いておいても、みまもりCUBEは高齢者向け見守りカメラとして1番にオススメです。
特に今は30日間3,190円(税込)でキッパリ辞められるお試しキャンペーン中なので、これまで見守りカメラを利用したことがない方も、試してみるチャンスかと思います。
↓
みまもりcube:https://ramrock-eyes.jp/
wifiなしで使える見守りカメラその2:ケアモニ
ケアモニはインターネット回線不要でsimカードも使用しない、屋内のみで使用できるワイヤレスの見守りカメラです。
親機(モニター)と子機(カメラ)で、最大50mの距離で通信が可能です。
温度センサー、ナイトビジョン、音センサーが搭載されており、通信範囲は狭いですが必要な機能の備わった見守りカメラです。
親機は通常画面が切れており、子機が動作や音声をキャッチした場合に親機が反応して、画面が映し出されます。
温度センサーが内蔵されているため、お年寄りにとって昼夜ともに温度管理できることは大きな安心につながります。
双方向の会話も可能です。
夜は赤外線ナイトビジョン機能で、4.5mの範囲をモニターで確認できます。
親機・子機ともにバッテリーが備わっているため、コンセントのない所でも充電して使用でき、さらに子機は電池使用も可能です。
ケアモニのメリット
最近の見守りカメラは基本的にオンラインで利用するものがほとんどですが、高齢者にとってはネットも使わない、電池で動くほうがしっくりくるかもしれません。
またインターネットを使わないため、初期設定でいわゆる”端末を同期させる作業”をする必要がなく、子機と親機は初めからセットとして認識されています。
見守り側の方もネットが苦手で、初期設定の同期作業などが苦手だったり、スマホを使いこなせていない(もしくは持っていない)場合は、ケアモニであれば楽に見守りを始められます。
また電池を入れればコンセントさえ必要ない分、より自由な場所へ置くことが出来ます(ただし電池が切れてたことに高齢者が気づけない可能性もあるので注意)。
無理に部屋全体が映るところにコードを伸ばして見守りカメラを置き、そのコードで高齢者が転倒してしまえば、元も子もありませんからね。
そういった心配もないのが、ケアモニの良いところです。
ケアモニの費用
費用は親機・子機のセットで定価は33,000円(税込)です。
ケアモニのデメリット
- 50mの範囲内のため、見守りたい方と同居している、もしくは近くに住んでいる事が前提
- 見守り機器の大きさが決まっているので、画面の大きさを変えられない(スマホやタブレットで見るタイプの場合は、見守る側の端末次第でモニターの大きさは自由に変えられる)
- 機器は買取型のみでレンタルプランや月額制は無いため、合わなかったときが少し不安
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