見守りカメラと単なるライブカメラ(webカメラ)の違いの一つに、録画機能があります。
見守りカメラは基本的に録画機能付き(24時間自動で録画)で、あとから映像を見直すことが出来ます。
そうすることで、例えば
- 薬を飲み忘れていないかどうか
- 夜中に本人が気づいていないところで苦しそうにしていないか
- (徘徊してしまった場合は)どのような服装だったか
などを確認することが出来ます。
なお高齢者向け見守りカメラの保存期間や容量ですが、一般的には7日間という所が多く、会社によってはプラスの料金で期間を延ばせるところもあります。
ただし録画された映像はいつでもお持ちのパソコンなどに出力できますし、7日以上もさかのぼって映像を確認するケースはほとんどないと思うので、録画期間は7日間で問題ありません。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
録画機能付き、おすすめ見守りカメラ3選
それでは本編に入りまして、録画機能付きのおすすめの高齢者向け見守りカメラをご紹介します。
ただし「高齢者専用の見守りカメラ」で録画機能がしっかりついているものはあまりなかったため、1つ目が高齢者専用の見守りカメラ、2つ目と3つ目は高齢者専用では無いものの録画機能が優れたものをご紹介しております。
その代り2つ目と3つ目は「高齢者の見守り」という意味では機能面で劣るため、高齢者の状況に合わせて選んでみてください。
まだまだ見守りたい高齢者が元気な場合は、場合によっては値段を抑えて上手く利用できるかもしれません。
(最新情報は公式サイトをご確認ください)
1.みまもりCUBE
公式サイト:https://ramrock-eyes.jp/
みまもりCUBEは実際に老人ホームでも導入されている高齢者専用の見守りカメラで、内蔵のSDカードに7日間保存できるようになっています。
この後に紹介するような見守りカメラですとクラウド上にデータを保存するところもあるのですが、どうしてもセキュリティ面で”もしもの時”が気になるところ。
その点みまもりCUBEは内蔵されているSDカードに順次保存されていくので、流出の心配はありません。
また録画したデータは順次パソコンなどに保存することが出来るのですが、ネット経由でデータをとばして保存できるので、わざわざ高齢者宅に出向いてSDカードを抜いて…という事をする必要もありません。
仮に高齢者が遠方に住んでいても、見守り側の自宅で簡単にデータを保存することが出来ます。
最も大きな特徴は、高齢者宅にWifi環境もスマホもパソコンも必要ないこと
みまもりCUBEの最大の特徴は、見守られる側の自宅にネット環境が一切必要ないことです。
その仕組みは簡単で、みまもりcubeの中にはあらかじめsimカードが入っているため、届いたカメラをコンセントに挿すだけで即見守りカメラとして使うことが出来ます。
このような簡単な仕組みなのですが、このあとご紹介する見守りカメラを含め、予めsimカードが内蔵されている見守りカメラは、今のところ「みまもりCUBE」だけとなっています。
またそれだけでなく、みまもりCUBEは見守られる側で特に難しい初期設定などが一切必要ないのも特徴です。
他の見守りカメラですと、高齢者側でもインターネットにつないだり、高齢者には少し難しい初期設定をする必要があります。
その結果、結局見守る側が一度高齢者宅に出向いて、代わりに初期設定をしてあげたり、使い方を説明してあげないといけません。
その点みまもりCUBEは初期設定などは全て見守る側がすることで、見守られる側は特にすることはありません。
ただ届いた見守りカメラをコンセントに挿してもらうだけで良いので、仮にお年寄りが遠距離に住んでいても、カメラを届けるだけで簡単に見守りを始められます。
もちろん老人ホームで導入されているだけあって、機能は一通りそろっている
初めにも言いましたが、みまもりCUBEは実際に老人ホームで使われているだけあって
- リアルタイムでの映像確認(複数人で可能/スマホ、タブレット、PCで確認可能/ガラケーはメール受信のみ可能)
- 見守り映像の録画(内蔵のSDカードに約7日間録画を保存)
- 会話機能
- 映像の出力、保存機能(お手持ちのパソコンへ、離れた場所からでも保存可能)
- 検知機能(転倒してしまった、ドアを開けて外に出かけた、等を検知)
- 夜間暗視モード(夜間の体調の変化や転倒、徘徊などの見守りに使える/赤外線なので明かりもなく、高齢者の睡眠の妨げにならない)
- プライバシー保護機能(見守り範囲で見守られたくない箇所にモザイクをかけられる)
といった高齢者向け見守りカメラに必要な機能が全て揃っています。
特に現在は30日間で気に入らなければキッパリ辞められるお試しキャンペーンを3,190円(税込)でやっているので、録画機能に限らずこれまで見守りカメラを使ったことがない方には、一番おすすめしたい商品です。
基本的にみまもりCUBEで、高齢者の見守りカメラとして使う分には困る事はないかと思います。
↓
みまもりCUBE:https://ramrock-eyes.jp/
2.ATOM Cam(アトムカム)
- https://peaceeye.jp/
ネットカメラの多くは、映像のAI分析をサーバーを介して行われますが、ATOM Camはカメラ本体でAI分析ができる高性能なCPUを搭載しています。
動くものを察知する動体検知機能の中から、人を識別する「人体検出」もでき、スマホにアラートを送信してくれます。
見守りカメラが動体検知を行った直後から、12秒間動画を録画する機能付きでクラウドストレージ上に14日間保存され、MicroSDカードに最大32GB保存できます。
高画質で、気になるところは拡大(デジタル8倍ズーム)でき、130°の広い画角で確認することができます。
赤外線ナイトビジョンで暗くてもきれいに映り、カラーナイトビジョンでより鮮明に見える機種もあります。
双方向同時通話の機能もあるので、一人暮らしのお年寄りの寂しさを軽減することもできるでしょう。
マルチスクリーン機能で最大4台までの見守りカメラを1画面で確認することができます。
約5㎝の正方形と手のひらサイズの小型のカメラで、重さ100gとかなり軽量なため、内蔵の磁石と同梱の両面テープで、どこでも簡単に設置できます。
マルチアングルスタンドによって、設置したい場所に合わせて、最適な角度で映すことができます。
Alexaと連携しているので、音声操作もできます。
ATOM Cam(アトムカム)を使い始めるまでの流れ(初期設定)
専用アプリをダウンロードして、アカウントを作成します。
見守りカメラの電源を入れ、アプリの指示に従ってセットアップすれば完了です。
電源はUSBケーブルによる有線供給です。
ATOM Cam(アトムカム)の費用・料金
ATOM Camの見守りカメラは2種類あり、完全防水・防塵でカラーナイトビジョンにより夜もはっきり映るタイプは2,980円(税込)、スタンダードなタイプは2,500円(税込)と、他の見守りカメラに比べるとお手頃な価格と言えます。
高齢者の動きを見守りカメラで検知した後は12秒間録画できますが、映像内で動いている間、時間無制限で録画するサービスもあり、映像は14日間クラウドサーバーに保存され、スマホの専用アプリを使っていつでも録画を確認できます。
1台につき、月額500円、年額6,000円で利用でき、国内最安値となっています。
ATOM Cam(アトムカム)のデメリット
高齢者宅にWi-Fiネットワークが必要なので、もし現在ない場合は開通工事が必要になります。
見守りカメラが動体検知を行った直後から「12秒間」録画する機能が付いていますが、録画終了後に5分間検知がオフになるので、続けて動きがあった場合は検知されません。
見守りカメラの映像内で動きがある間、録画時間無制限になるサービスは有料になります。
3.ピースアイ(Peace eye/株式会社アイテム)
※基本的にはペット用ですが、保存期間が長いためご紹介します。
ライブ試聴で室内の様子を確認することができ、温度・湿度・人感・動き(明るさ)・音の5つのセンサーが、変化を検知してアプリやメールにて通知してくれます。
見守りカメラのセンサーが変化を検知したら「15秒のクリップ動画」を容量無制限のクラウドサーバーに自動保存してくれます。
自動保存された映像は30日間見ることができ、ボタンを押すだけで簡単にダウンロードもできます。
ピースアイの見守りカメラにはマイクとスピーカーが内蔵されており、双方向で会話できるので、スマホから呼び掛けて離れた親と会話することもできます。
温度や湿度の通知を確認することで、老人に起こりやすい室内での熱中症予防の呼びかけをすることも可能となり、赤外線リモコンがある家電を遠隔でコントロール(オプション)すれば、室内の状況に合わせて、エアコンや加湿器を操作することもできます。
200万画素のフルハイビジョン画質で映像を確認することもできます。
ピースアイを使い始めるまでの流れ(初期設定)
提供サイトにて登録後、機器が届いたら、アプリをインストールして初期設定をすれば利用開始できます。
設置工事は必要ありません。
ピースアイの本体価格・月額料金
購入ではなくレンタルで、見守りカメラの月額利用料は、1,089円(税込)、オプションサービスの家電を遠隔操作できる家電コントローラーは、月額利用料550円(税込)となっています。
オプションとして、火災・盗難・水漏れ・落下破損等も補償される、端末保証サービスを月額料110円(税込)でつけることも可能です(但し、1年間に1回まで)。
どちらも機器のレンタル料金に含まれており、到着した月の最大1ヶ月間は無料で利用できます。
事務手数料1,100円が別途かかります。
ピースアイのデメリット
インターネット接続環境が必要で、Wi-Fiルーター等の接続機器は自分で用意しなければいけません。
電源供給は、付属のコードを室内のコンセントに接続して使用するので、停電などのときは使えなくなる可能性があります。
支払方法がクレジットカードのみなので、持っていないと申し込むことはできません。
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