【Wifi不要の見守りカメラ↓】

高齢者の徘徊予防や徘徊対策ができる見守りサービスを考えた際に、一番に思いつくのはセコムとアルソックでは無いでしょうか?

こちらの記事では、SECOMとALSOKの代表的な徘徊予防・対策商品について概要をご紹介します。

(情報は、あくまで記事をまとめている時点の物です。最新情報は公式サイトをご確認ください)

※徘徊がない方は、以下の記事の方が参考になると思います。

警備会社の高齢者見守りサービスまとめ(内容・費用・デメリットなど)

高齢者の見守りはセコムとアルソックどっちがおすすめ?【比較】

【評判】アルソックの見守りサポートを高齢者に使った口コミ【13名】

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認知症高齢者の徘徊を自宅で防止できる、様々な見守りセンサーを比較

◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます

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※ちなみに:両サービスとも基本的に映像は確認できません

アルソックやセコムの徘徊防止商品は、基本的にセンサー型で徘徊を知らせてくれるものや、GPSなどで居場所を伝えてくれるもので、徘徊に行った際の映像などは見られません。

その分、追加料金を支払う事でプロの方が駆けつけて探してくれる(例えばセコムの場合は1回11,000円(税込))わけですが、多くの人は少し高いと感じてしまうのではないでしょうか。

もし認知症高齢者の徘徊に気づくことさえできれば、自分で探しに行ける方は、見守りカメラの方が明らかに安上がりです。

特に「みまもりCUBE」という専用のカメラは、高齢者が徘徊に出かけた際(ドアを開けた際)にセンサーが検知し、その出かけた際の画像と共に見守り側にメールで通知してくれます。

外出した際の映像を見れば服装が把握できますから、探す際にも色々と便利です。

また声掛け機能もあるので、外へ出るドアの少し手前にカメラを設置していれば、

  • センサーが高齢者の動きを確認し、見守り側に通知
  • 見守り側がリアルタイム映像で高齢者の室内徘徊を確認
  • 声掛け機能で徘徊を予防(会話機能もあるので、「どこへ行くの?」と聞くこともできる)

と言う風に、徘徊を予防できます。

もちろん高齢者の近くにお住まいなら、検知した時点で自宅に向かえば、事前に徘徊を止めることも出来ます。

みまもりCUBEは自宅にネット環境が無くても大丈夫。また、高齢者でも出来る初期設定

みまもりCUBEの場合、もともとsimカードが内蔵されているので、高齢者宅にwifi環境が必要ありません。

また見守られる側では基本的に初期設定などは必要なく、届いたカメラをコンセントに挿していただくだけで、即利用開始できるという手軽さもあります。

その上、みまもりCUBEは老人ホームで実際に導入されているだけあって

  • リアルタイムでの映像確認(複数人で可能/スマホ、タブレット、PCで確認可能/ガラケーはメール受信のみ可能)
  • 見守り映像の録画(内蔵のSDカードに約7日間録画を保存)
  • 会話機能
  • 映像の出力、保存機能(お手持ちのパソコンへ、離れた場所からでも保存可能)
  • 検知機能(転倒してしまった、ドアを開けて外に出かけた、等を検知)
  • 夜間暗視モード(夜間の体調の変化や転倒、徘徊などの見守りに使える)
  • プライバシー保護機能(見守り範囲で見守られたくない箇所にモザイクをかけられる)

と言った機能もあり、徘徊以外でも総合的に高齢者の見守りが出来ます。

これでいて、月々の費用は4,290円(税込)です。

駆けつけのたびに11,000円(税込)かかるセキュリティ会社と比べると、高齢者の状況によっては、とってもお得な方もいるのではないでしょうか。

特に現在は「お試しプラン」として、30日間3,190円(税込)で気に入らなければキッパリ辞められるキャンペーン中なので、少しでも気になる場合は、お試し利用してみても良いと思います。

みまもりCUBE:https://ramrock-eyes.jp/

それでは、本題に入りますね。

まずはアルソックの、高齢者の徘徊向けサービス・商品をご紹介します。

Alsokの認知症、徘徊予防・対策サービス/商品5つ

アルソックは地域全体で徘徊する高齢者を見守るため、地域ボランティアと協力した支援を行っています。

以前は10の自治体との実証実験を行っておりましたが、それ以外の自治体からの希望が多くなったことから、2017年より一般販売を開始しています。

Alsokの徘徊対策商品/サービスは以下の通りです。

基本的には「みまもりタグ」がメインの徘徊向け商品で、オプションとして周辺サービス・機器があります。

みまもりタグ

https://www.alsok.co.jp/person/mimamoritag/

Bluetoothを利用した位置情報発信機で、電池充電式です。

みまもりタグ専用靴への装着も可能です(靴については後でご紹介)。

  • 金額:(レンタル)290円(税込)/月、(購入)2,200円(税込)
  • 大きさ:29.0×56.5×11.6(cm)
  • 重さ:約14g

みまもりタグ感知器

https://kurasottnet.com/item/83720100.html

みまもりタグと連携することで、在宅・外出が確認できます。

基本的に建物の入り口に設置します。

見守り側には、「外出」「帰宅」をメールまたはPUSH機能で通知します。

  • 金額:(レンタル)1,400円(税込)/月、(購入)400円(税込)/月または23,000円(税込)
  • 大きさ:207.5×91.0×40.1(cm)
  • 重さ:約500g

徘徊感知器

徘徊感知器の前を通ると、見守り側に音で知らせてくれます。

オプションとして、「みまもりタグ」との併用や、メール通知機能追加も可能です。

  • 料金:(購入)49,500円(税込)

みまもりタグ専用靴

https://www.alsok.co.jp/person/mimamoritag/

みまもりタグが収納可能な専用靴です。

見守られる側に違和感を与えないよう、見守ることが出来る設計となっています。

ベルト・中敷による微調整が可能で、軽量&つまずきにくい構造をしています。

色も3色(黒・茶・紫)から選択可能。

  • 金額:(足幅3E)8,500円、(足幅5E/7E)12,000円

みまもりパック

(こちらは追加パックの様なものです)

みまもりタグの機能に加え、生活リズムの異常や、温度・湿度の異常感知機能を追加します。

異常を検知した場合は、見守る側へメールまたはPUSH機能で通知してくれます。

また見守り側の依頼で、ALSOKが駆けつけてくれます。

まもるっく

「まもるっく」も見守りタグ同様、高齢者の居場所を把握することが出来ますが、こちらの方が高機能で

  • ストラップを引くとALSOKへの緊急通報が出来たり、ブザーが鳴る機能
  • 緊急通報があると、あらかじめ登録した連絡先へ、高齢者の居場所や状況を伝える機能
  • 依頼があれば、現場にガードマンが駆けつける機能

が備わっています。

「まもるっく」に関しましては、たまたま当サイトに利用者からの口コミ体験談を頂いたので、以下にご紹介します。

本人が外出した際に、どこにいったのか探知ができるマモルックを利用した。実際にはタクシー会社の人にも頼んでいたので、本人が出かけてもぐるっとまわって帰ってくれたりしてくれていたので、このサービスを使うことはなかったが、もしもの時に居場所が確定できて迎えまで行ってくれるのは、安心。
本人が外出したがるのをムリに止める必要もないし、妻も本人の対応に苦慮することもなくなった。家族の負担が減り、余裕ができたことで本人への話し方が違ってきたのか本人も外出する頻度が減った。妻のことは自分の母親と思っていたようなので妻には気の毒ではあったが…。料金も月額で2000円くらいでムリな料金ではないので、県外在住の息子も喜んでいた。

費用は初期登録費用として6,600 円(税込)、月額費用として1,870 円(税込)が必要になります。

以上が、アルソックの認知症・徘徊高齢者向けのサービスになります。

⇒Alsok見守りサービスの詳細・申し込みはこちら

セコムの認知症・徘徊予防・対策商品「ココセコム」

https://www.855756.com/

セコムの方は、高齢者向けのサービスとして「ココセコム」というものが用意されています。

ココセコムは、徘徊の症状がある認知症高齢者や子供などの見守りを目的にしたシステムです。

見守られる側にGPS搭載の小型機器を備えることで、外出時の位置情報確認や声かけが可能となります。

見守る側は、スマートフォンのアプリで状況を把握できます。

見守りサービスの仕組み

  • アプリ、またはインターネットにて高齢者の位置情報を確認。
  • 異常時はセコムへ対応を依頼できる。

利用料金

  • 加入料:(郵送)4,950円(税込)/(インターネット)4,400円(税込)
  • 基本料金:月1,320円(税込)
  • 高齢者の位置情報の確認:220円(税込)/回、駆けつけ対応 11,000円(税込)/回

アプリの機能

  • 充電おねがい/電源オン・オフ通知: 充電が必要、電源がオフになっている場合にアプリに通知
  • 連続位置チェック:位置情報のルートをたどって確認できる
  • 遠隔ブザー:ココセコム携帯者とはぐれてしまった時など、専用アプリからココセコム本体にブザーを鳴らし、探すことができます
  • エリア出入り通知:ココセコム携帯者が習慣的に通っている場所(設定したエリア5ヶ所)に出入りしたことを通知する
  • おでかけ通知:ココセコムをインターネット回線に接続することで、外出・帰宅の通知する
  • はなれた通知:ココセコム携帯者が登録したスマートフォンから一定距離離れると通知する

セコム・アルソックの認知症・徘徊向けサービスのデメリット面(対応できないパターン)

初めに紹介したようなデメリット面以外にも、どうしてもSECOMとALSOKの見守り機能では対応しきれないパターンがあります。

高齢者が高速で移動している場合

2社のGPS機能には距離と速さに制限があり、高速で移動されている場合は検索が困難です。

例えば車や公共交通機関などを利用して出かける習慣がある場合、移動中の位置検索は難しいです。

自宅内での徘徊が主な方

2社のシステムは屋外での徘徊対策・予防を目的としており、室内での徘徊対策は困難です。

室内での徘徊は、トイレの場所がわからずにトイレ以外の場所で用をたす、自室がわからずに迷うなどの例があります。

室内での徘徊が屋外への徘徊につながることが多いですが、室内のみの徘徊でお困りの方には不向きといえます。

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