こちらの記事では、スリーSの「みまもりサービス」について
- 見守り機能やサービスの概要
- スリーSの操作方法・設置方法
- プランや価格、月額費用
- スリーSが向いている高齢者、向いていない高齢者
- 同じ金額で、より日常的な見守りもできる「アイシル」との比較
についてまとめています。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
目次
スリーSの「みまもりサービス」とは?基本的な見守り機能・システム
スリーSの「みまもりサービス」は、1人暮らしの高齢者や、家族が不在中の高齢家族の見守り向けに作られた人感センサータイプの見守りサービスです。
シンプルな操作と簡単な設置が特徴で、難しい操作に抵抗がある方におすすめです。
お試し期間が1ヵ月あるため、初めて見守りサービスを利用する方も安心して使用感を確認できます。
見守り内容や機能、システム
(通常時)
本体に内蔵された人感センサーが、人の動きを一定時間検知できない場合に作動します。
人感センサーは、上方向20度、下方向3度、左右方向54度、距離5メートルの範囲で検知できます。
(非常時)
本体の非常ボタンを押すことで家族へ通知します。
(防犯時)
本体の外出モードに設定することで侵入者を検知できます。
スリーS端末の操作方法・使い方
人感センサーで検知されるため、普段は特に操作の必要はありません。
非常事態の際は非常ボタンを押し、(人感センサーが誤作動しないよう)外出・帰宅した際に、それぞれ「外出」「在宅」ボタンを押すことでセンサーのON/OFFを切り替えられます。
スリーSの設置方法
本体をコンセントに差し込むのみです。
生活導線上で、水平な場所に設置する必要があります。
本体にdocomoSIMカードが内蔵されているため、インターネット・電話回線の設置は不要です。
スリーSの料金・価格プラン
- みまもり24:安否確認・人感センサー設定時間24時間、非常呼出、定時連絡機能
- みまもり12:安否確認・人感センサー設定時間12時間、非常呼出、定時連絡機能
- らくらく:安否確認・人感センサー設定時間24時間、非常呼出、侵入検知、長期外出、定時連絡機能
- 見守りセキュリティ:安否確認・人感センサー設定時間24時間、非常呼出、侵入検知、長期外出、定時連絡機能
スリーSの料金、月額費用
- 端末費用:0円(2年間レンタル)※2年以内の解約は違約金が発生
- 月額利用料:2,750円(税込)※どのプランでも一律料金
- 初期事務手数料:11,000円
- 警備駆付:8,800円/回
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スリーSの見守りサービスは、どういった高齢者におすすめのサービス?
1人暮らしで身の回りのことを、ある程度自分で行える能力がある方が対象です。
人感センサーは「一定時間動きがない場合」に反応します。
トイレや台所、リビングなどへの移動が可能で、活動量が保たれている方が対象です。
逆にスリーSの見守りサービスが向いていない高齢者は?
日常生活で重度の介助を必要とする方や、認知症の徘徊症状がある方は見守りが難しいでしょう。
「スリーS」の見守りサービスは、室内の移動が可能な方で、ある程度活動量を保っている方を対象に「一定時間動きがない場合」に作動するシステムです。
そのため、重度の介助を要する方は見守りが難しいといえます。
特に、ベッド周囲での動き(ポータブルトイレの利用、準備された食事の摂取、着替えなど)を自分で行えない方は対象にはなりにくいでしょう。
認知症の症状である徘徊がある方は、「一定時間動きがない」ことが、屋外への徘徊の確認として利用が可能です。
しかし、サービスの仕組み上、12〜24時間後にセンサーが検知するため対象とはなりにくいでしょう。
※緊急時以外の普段の安否確認もしたいなら、「アイシル」の方が向いているかも
公式サイト:https://www.aitosys.com/aishiru_special/
スリーSと似た高齢者向けサービス(機器)に株式会社アイトシステムの「アイシル」があります。
どちらも初期費用0円&月額費用2,750円(税込)のプランがあることから、この二つはよく比較されます。
「アイシル」と比較した際の「スリーS」のデメリットは、家族への通知機会の少なさによる非常時の対応の遅れにあります。
「アイシル」の特徴は、本体の各種ボタン操作と本体に搭載されたセンサーにより、1日の生活リズムや健康管理の把握ができることです。
- ボタン操作:食事・服薬・外出ごとにボタンを押すことで生活リズムを家族へ通知。
- センサー機能:温度管理と活動量を検知し、本体から温度調整や運動の声かけ、必要に応じて家族へ通知。
- データ確認:離れて暮らすご家族は、ボタン操作やセンサー検知による生活リズムや活動量の蓄積データをパソコンやスマートフォンで確認。
「アイシル」では、1日に数回受け取る通知やデータ確認により、非常時の早期発見と対応が可能です。
一方「スリーS」は、動きがない場合に人感センサーが検知することをサービスの主軸としています。
言い換えれば、異常が生じた時のみに対応ができるサービス特性なのです。
非常ボタンを押すこともできますが、非常ボタンを押せない状況下では、家族への通知は最大で12〜24時間後です。
定時連絡機能がありますが、1日2回在宅・外出を知らせるのみで異常が生じているかを知らせることはできません。
そのため、緊急時の通報に加えて、毎日の安否確認をしたい場合は、費用は同じですしアイシルの方が向いているかもしれません。
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