高齢者の介護をする家族にとって、夜間はさまざまな不安があります。
急な体調変化や転倒、または認知症で徘徊してしまうなど、日中であれば防げたことが夜間だと気付かずに、問題が大きくなることもあります。
特に一人暮らしの親を見守ることは難しく、住まいが離れた家族は不安や悩みが深刻化することもあるでしょう。
同居や近隣に暮らしていても、毎日介護を行う、または仕事と介護を両立している家族になると、夜間の睡眠は体力を保つためにも大切になります。
そういった高齢者を夜間見守るのに便利なのが見守りカメラなのですが…実は高齢者向けの見守りカメラでも、
- 赤外線ではなく、夜中にライトが点灯し録画をするタイプ(当然まぶしいので睡眠の妨げになる)
- そもそもナイトモードや暗視機能がない
こういった見守りカメラも実は多いのです。
そこでこちらの記事では、赤外線の暗視機能を備えた高齢者向け見守りカメラをご紹介します。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
目次
赤外線による暗視機能を備えた、夜間も使える高齢者向け見守りカメラ
(最新の情報については、公式サイトをご確認ください)
1.みまもりCUBE(ネット環境不要で唯一使える見守りカメラ)
公式サイト:https://ramrock-eyes.jp/
みまもりCUBEは実際に老人ホームなどでも導入されておりますが、夜間は暗視モードに自動的に切り替わる機能があります。
日中同様に「ドアからの出入り動作」を登録した場合、夜間でもしっかり検知されるので、夜の徘徊などを素早く察知して呼び掛けることもできます。
またその他にも、高齢者向け見守りカメラだけあって
- リアルタイムでの映像確認(複数人で可能/スマホ、タブレット、PCで確認可能/ガラケーはメール受信のみ可能)
- 見守り映像の録画(内蔵のSDカードに約7日間録画を保存)
- 会話機能
- 映像の出力、保存機能(お手持ちのパソコンへ、離れた場所からでも保存可能)
- 検知機能(転倒してしまった、ドアを開けて外に出かけた、等を検知)
- 夜間暗視モード(夜間の体調の変化や転倒、徘徊などの見守りに使える/赤外線なので明かりもなく、高齢者の睡眠の妨げにならない)
- プライバシー保護機能(見守り範囲で見守られたくない箇所にモザイクをかけられる)
といった、高齢者向け見守りカメラに必要な機能を多く兼ね備えています。
最大の特徴は、見守られる側の自宅にネット環境が必要ない事
この後もいくつか赤外線の暗視機能のある見守りカメラをご紹介しますが、全て導入するには高齢者宅でもネット回線が必要になります。
その点みまもりCUBEの場合、予めカメラ内にsimカードが入っているため、仮に高齢者宅にwifi環境が無くても、届いたカメラをコンセントに挿すだけで見守りを開始できます。
高齢者宅にネット環境も必要なければ、スマホやパソコンなどを持っている必要もありません。
またネットが必要になる見守りカメラの場合、高齢者宅の方でカメラとWifiを同期したり、初期設定が必要になりますよね。
この作業はお年寄り一人では難しいため、結局は見守る側が高齢者宅に一度訪れ、初期設定や使い方を教えてあげる必要があります。
その点みまもりCUBEは設定などは全て見守る側で行う事なので、見守られる側は特に設定などすることはありません。
仮に家族と高齢者が遠方に住んでいても、カメラを届けるだけで、簡単に見守りを始められます。
こういった簡単に始められる点や機能面を考えても、みまもりCUBEはこれまで見守りカメラを使ったことがない方に1番におすすめです。
特に現在は、気に入らなければ30日間でキッパリ辞められるお試しキャンペーンを3,190円(税込)で実施しているので、まさに始めやすい時期となっています。
↓
みまもりcube:https://ramrock-eyes.jp/
2.IeCame(イエカメ)
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/
000000140.000023921.html
Wi-Fi対応のいつでも離れた親をAIで見守れるカメラです。
AIがカメラの中に人が映ると形を見分け、「写真付き」でスマートフォンに通知します。
見守りカメラにありがちなペットや光を検知して、人以外の通知が送られてくることが少なくなります。
スマートフォンの一画面で4つのカメラ画像を同時に映し出すこともでき、モニタリングの効率が上がる便利な機能もあります。
電気を消すなどで暗くなると自動的に見守りカメラが暗視モードに切り替わります。
独居老人であれば数か所に設置し、夜間でも一つの画面で鮮明な映像が確認できます。
IeCame(イエカメ)の料金
カメラはいくつか種類がありますが、9,000円台~となっています。
この本体代+月会費のかかるプラン、もしくはかからないプランを選ぶ形となります。
人の外観・音声利用などは無償プランに含まれますが、AI顔識別や連続視聴・クラウドへ録画映像を保存する場合は有償プランとなります。
高齢者を見守る場合は基本的に録画機能は必要なため有償プランに入る事をお勧めしますが、その場合でも月の費用は $4.99~ $14.99です(公式サイトでもドル表記です)。
日本円で約500~1,500円程度です。
IeCame(イエカメ)のデメリット
実はイエカメの場合、カメラ内蔵のスピーカーから呼びかけは行えますが、会話はできません。
つまり夜間の見守り中に異変があり、こちら側が呼びかけても、相手が何を言っているかはわからないという怖さはあります。
3.Panasonic KX-HJC200-W
- https://www.yodobashi.com/product/
100000001002825757/
部屋の様子をスマートフォンで確認でき、双方の会話でコミュニケーションもとれる見守りカメラです。
カメラに内蔵されたセンサーが動作・温度・音に反応し、スマートフォンへ通知とともに映像を見ることができます。
動作検知は32分割の領域範囲から自由に設定でき、温度センサーは上下限を設定できます。
音のセンサーはカメラのマイクが音を検出したときに反応し、それぞれのセンサーが設定した条件によって通知が届くようになっています。
カメラは4台まで設置可能で、スマートフォンは8台まで登録できます。
夜間や周囲の環境が暗いときは、スマートフォンで見守りカメラをナイトモードに切り替えます。
異変時に呼びかけて会話をすることもできます。
お年寄りは体温調節が十分にできず、夏場の熱中症や冬場の温度差で血圧が変動するヒートショックなどで、体調の急変も考えられます。
室温の管理が夜間でも映像とともに行える機能は、離れて暮らす家族にとって心強いサポートになります。
KX-HJC200-Wの価格
費用はカメラ単体で17,700円(税込)、ホームユニットは13.300円(税込)となります。
カメラの種類によってはセット価格もあり、30,000円~となります。
KX-HJC200-Wのデメリット
全ての機器をコントロールするホームユニットが必要となるため初期費用が高めな点と、設定が少し難しいのがデメリットです。
高齢者の方がおひとりで設定するのは大変難しく、見守り側も機械が苦手な方は時間を有するかと思います。
またKX-HJC200-Wは1台のカメラに8台までのスマートフォンを登録できますが、同時表示できるのは4台までで、外出先になるとアクセスできるスマートフォンが1台となります。
みまもりCUBEやイエカメの場合は同時接続に制限がないため、その点はデメリットとなります。
4.ギガらくカメラ
- https://marutto.co.jp/l/girarakucamera-m.html
NTT東日本が提供する見守りカメラで、インターネット環境があれば30コマ/秒・ハイビジョン画質でパソコン・スマートフォン・タブレットからいつでも様子が視聴できます。
映像内に動く物体をキャッチした際に、メールやアプリ通知でお知らせが届き、必要な際は双方の会話も行えます。
365日のプロによるサポート付きで、機器のトラブルなどには遠隔で不具合の調査を実施できます。
インターネット回線がない場合は、その手配も一緒に行うことができます。
見守りカメラとして夜も対応できるように高画質なナイトビジョンを搭載し、暗い寝室などの映像も問題なく映し出されます。
離れて暮らす親の様子を、昼夜ともに鮮明な画像で見守れます。
ギガらくカメラの費用
初期費用はかからず、カメラ端末セットで月額3,300円(税込)~8,470円(税込)となります(録画保存日数により異なる)。
ギガらくカメラのデメリット
最低利用期間が24ヵ月となっています。
つまり契約した時点で、実質79,200円~203,280円の買い物をしているのと同じです。
お試しキャンペーンがあったり、本契約でも3か月更新ができる「みまもりCUBE」と比べると、始める際のハードルは少し高くなります。